遅咲きの山桜も見ごろを迎え、しがらきの里でも今年の籾まきが始まりました。
昨年秋に自家採種した種籾は、里に流れる冷たい谷水(3〜5℃)に約1カ月間
浸してこの日を待ちわびていたようです。
じっくりと冷水に浸す事が自然農法での苗作りのポイントだと教えてもらい、
自然に逆らわないことが大切なのだと勉強になりました。
私の田舎で昔、播種作業を手伝ったときは、地道な手作業で苗箱に播いていたの
ですが、今は便利ですね!機械による流れ作業で行います。
播種機です。
まずは、播種機に、苗箱を設置すると自動で流れていき、床土から入ります。
どんどん入ります。
次に、播種です。
ひとつに、2〜3粒入ってます。欠株(枠にモミが入っていない)がないように
しっかりと見守ります。
最後に覆土です。
ぼちぼち出てきます。
きれいに土が被さっています。
出来た苗箱がどんどん出てきます。感動ですね。
出来た苗箱はきれいに並べて終了。この日は、約200枚作りました。
お米の種類も、4種類あったので、絶対に混ざらないように、ひとつの種類が
終わったら、その都度、播種機をしっかりと掃除して次の種類の播種を行って
いたのが印象的でした。
丁寧に慎重に作業することで、私たちの食卓においしいごはんが運ばれるの
だとしみじみと感じさせられた一日でした。
今年もおいしいごはんになりますように!!!
ごちそうさまでした。
記事 k.T